ビタミンには人間が健全に成長し、健康を維持する働きがあります。三大栄養素である脂肪、たんぱく質、糖質などとともに人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素の1つといえます。ビタミンには体の外に排泄されやすい水溶性と体内に蓄積されやすい脂溶性があります。美容のために摂取されることが多いビタミンCの効果とは何でしょうか。
体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンを作るのに必要不可欠です。このため、美容に良いとされているという訳です。美容の他にも、ストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたり、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用があるため動脈硬化や心疾患を予防する効果があります。柑橘類やイチゴ・野菜・芋などに多く含まれていますが、水に溶けやすいため洗いすぎたり茹ですぎたりしないことがポイントです。
体の老化を防いでくれるのがビタミンEです。抗酸化作用があるため、体の酸化を防止してくれます。この働きにより酸化による老化や生活習慣病や動脈硬化などを防いでくれる効果があります。アーモンドなどのナッツ類・うなぎなどの魚介類・西洋カボチャやアボカドにも多く含まれています。
ビタミンCやAなどと同じく抗酸化作用を持つ代表的な栄養成分です。緑黄色野菜を植物油で炒めるなど、それぞれを多く含む食品と一緒に摂取するとより効果的です。1日に食べられる野菜や果物の量は限られていますので、全部の栄養素を摂取するのはなかなか難しいかもしれません。そこで手軽に摂取できる方法としてサプリメントがあるので、上手く活用すると良いでしょう。